uimのebuildいじらずにModifiedAnthy使う
ターミナルで日本語入力するためにuim-fepを、バックエンドにModifiedAnthyを使っています。
で、ModifiedAnthyは辞書のエンコーディングがUTF8になってるのに対して、uimは・・・
X anthy canna curl eb emacs gnome gtk gtk3 kde libedit libffi libnotify linguas_ja linguas_ko linguas_zh_CN linguas_zh_TW m17n-lib ncurses nls prime qt4 skk sqlite ssl static-libs test unicode xft
USEフラグのunicodeをオンにしてやればUTF8対応版のuim-anthyをビルドしてくれます。やったね!
とはいかないのです。UTF8対応版はデフォルトにならない。困った。
で、前調べた方法ではUTF8に対応してないuim-anthyをビルドしないという荒業*1を使っていたのですが、uim更新するたびにebuild修正するのは面倒です。
そこでいっそ荒業をGentoo標準にしてくれないかなーと調べていたところで気になる記述を発見。
Warning: Modified Anthy は Anthy (UTF-8) にのみ対応しています。従って uim の設定で使用する (デフォルトの) インプットメソッドは Anthy (UTF-8) でなければなりません。
Input Japanese using uim (日本語) - ArchWiki
え、設定?そういえば設定でどうにかならないのこれ。
以下のコマンドで uim の設定ウィンドウが表示されます :
$ uim-pref-gtk (または、uim-pref-gtk3/uim-pref-qt4)「全体設定」の「標準の入力方式」で、Anthy、Anthy (UTF-8)、または Mozc を選択します。
Input Japanese using uim (日本語) - ArchWiki
無印無効化しなくても設定できるんじゃん。
~/.uimで設定している人はemergeした時にも説明される
(define default-im-name 'anthy)
の部分を
(define default-im-name 'anthy-utf8)
に変更すればUTF8辞書が使えます。やったね!
追記:さらに別解
configure引数を追加するEXTRA_ECONFという環境変数があって、パッケージごとに追加の環境変数設定する/etc/portage/package.envってのがあって、これを組み合わせてもいけるそうな。
http://www.gentoo.org/doc/ja/handbook/handbook-x86.xml?part=3&chap=6#doc_chap2