ここまでの成果とかメモとか

Gentooおもしろいよやっぱり。

フレームバッファNVIDIA

まずお手軽なのはカーネル付属のnouveauドライバを使う方法。
組み込んで起動するだけでフル解像度のフレームバッファが使える。XもDISPLAY_CARDSにnouveau指定してxorg-driversをemergeすればあっという間。
で、本家ドライバ(nvidia)を使うとき。
まずGentooNVIDIAがらみのドキュメントを読み漁ってカーネルのコンフィグ。nouveauは本家ドライバと競合するので使わないとして、uvesafbはinitrd必須ぽいのでこれも使わない。vesafbにした。
Xはドキュメント通りに設定。フレームバッファmttr:3だと文句言ってきたのでこんな感じに。

kernel /boot/kernel-2.6.36-gentoo-r5 root=/dev/sda3 video=vesafb:mtrr:2,ywrap vga=0x33e

vgaオプションの値はベンダーによって違うらしいのでhwinfo --vbe | grep modeするとすっきりするかも。表示される値は16進数なのでオプションには0xを忘れずに。

コンソールで日本語表示

fbtermというアウトラインフォントが使えるものもあるらしいけど準備が面倒なのでとりあえず保留。portageツリーに入ってるjfbtermを使いました。

# emerge jfbterm mplus-fonts

この人はpcfなフォントを使うのですが、デフォルトのは見づらいのでM+フォントもインストール。
/etc/jfbterm.confをこんな感じに設定。が、UTF-8だと化けるようになってしまった・・・うう。

...

###############################################################################
#
#       Font configuration
#       Absolute path or relative path to PWD
#
###############################################################################
fontset : iso646-1973irv,pcf,L,/usr/share/fonts/mplus/mplus_f12r.pcf.gz
+fontset: ansix3.4-1968,alias,L,iso646-1973irv.pcf.gz
+fontset: jisx0208-1983,pcf,L,/usr/share/fonts/mplus/mplus_j12r.pcf.gz
+fontset: iso8859.1-1987,pcf,L,/usr/share/fonts/mplus/mplus_f12r-iso.pcf.gz
+fontset: vt100-graphics,pcf,L,/usr/share/fonts/jfbterm/vt100-graphics.pcf.gz


###############################################################################
#
#       Encoding configuration
#
###############################################################################
encoding : locale

encoding.EUC-JP : G0,G1,ansix3.4-1968,jisx0208-1983,iso8859.1-1987,ansix3.4-1968
encoding.ISO-8859-1 : G0,G2,ansix3.4-1968,ansix3.4-1968,iso8859.1-1987,ansix3.4-1968
encoding.UTF-8 : other,UTF-8,iconv,EUC-JP

...

GNOMEをインストール

fluxboxと同じようにやればいいよねーと思っていたら、なぜかアプリケーションメニューが表示されない。あれれー?

Starting with gnome-base/gnome-session-2.26.2, you will need to prepend the XDG_MENU_PREFIX variable to get the Gnome menus if you're using the ~/.xinitrc method to start your desktop. (If you're not using ~/.xinitrc, it will be handled automatically for you; no additional configuration is needed.)

http://www.gentoo.org/doc/en/gnome-config.xml

その時はまだgdm使わずにstartxでいいやと思っていたんですが、startfluxboxを~/.xinitrcに書いていたんですねー。削除したら解決しました。
#ちなみに日本語版ドキュメントにはまだ書かれていないのであしからず

ロケール設定(主にX用)

Xを使わないケースを優先してロケールは変更していないのですが、このままだとgdmも英語表記になってしまいます。まあgdmの設定ファイルいじってもいいんだろうけど、X上のターミナルでは日本語ロケールのほうがいいので、gdm起動時に変更することにしました。
どこをいじればいいのかよくわからなかったので/etc/init.d/xdmを適当に変更。

*** 134,139 ****
--- 134,141 ----
        local EXE NAME PIDFILE
        setup_dm

+       export LANG=ja_JP.UTF-8
+
        if [ -f /etc/.noxdm ]; then
                einfo "Skipping ${EXE##*/}, /etc/.noxdm found or \"nox\" bootparam passed."

gdm起動後はコンソールでもこのロケールになってしまうけどまあいいか。

コンソールでMP3再生

ALSAは適当にドライバ入れておいたら勝手に認識してくれたみたい。わーい。
alsamixerでミュートだけ外しておきましょう。
コンソール上で動いて、ncurses使ってグラフィカルなものがほしかったのでeix -S ncurses audioで見つけたmedia-sound/mocを使ってみてます。とてもいい感じ。
バックグラウンドでプレイヤーが鯖として動いて、mocpがクライアントになるみたい。Xと併用したとき両方から操作できていいかも。

ところで・・・

未だ日本語入力環境が構築できていない件w