Gentooを仮想ディスク上でセットアップ

メモリが12GBもあるんなら序盤のコンパイル祭りはオンメモりでいいんじゃね、という話。

下準備

ハンドブックの通りにファイルシステム作成までやっておきます。
ただしマウントはせずに次へ。

tmpfsを/mnt/gentooにマウント

さっきのファイルシステムの代わりにtmpfsをマウント。

# mount -t tmpfs -o size=6g tmpfs /mnt/gentoo

sizeを指定しないと物理メモリの50%になるっぽい。

インストール

stage3, snapshotを展開、chrootして一通りインストール。
ハンドブックでは最低限のことしかしてないけど、オンメモりな今のうちにいろいろ入れてもいいと思う。

ブートローダのセットアップ

grub-installはどうも使えないっぽいのでgrubコマンド使います。
chroot中にやるなら/bootだけ先にコピーしてから。

# mkdir /mnt/realfs
# mount /dev/sda3 /mnt/realfs
# cp -a /boot /mnt/realfs/
# umount /mnt/realfs && rmdir /mnt/realfs
# grub --no-floppy
grub> root (hd0,0)
grub> setup (hd0)
grub> quit

実際のファイルシステムにコピー

気が済むまでインストールできたらいよいよファイルをコピーします。
まずはchrootを解いてstage3展開時の環境に戻します。システム絡みのファイルシステムもアンマウント。

(chroot) # exit
# umount /mnt/gentoo/dev
# umount /mnt/gentoo/proc

実際のファイルシステムをマウントして全部コピー。

# mkdir /mnt/realfs
# mount /dev/sda3 /mnt/realfs
# cp -a /mnt/gentoo/* /mnt/realfs/
# umount /mnt/realfs

ここで先のprocをマウントしたままだとエラーが出るので注意*1
ブートローダをまだインストールしていなければこのあたりでインストール。(grub-install使うならdev,procをまたマウントしてchrootしてハンドブック通りに)

できあがり

# umount /mnt/gentoo
# reboot

起動するといいね!(おい

*1:実際にはまった口というか、今度はdevをコピーし忘れて別の問題があったとかどうとか