TwitVimとw3m

fbtermとuim-fepをインストールしてコンソール上で日本語が使えるようになったわけですが、これをどう活かすか。正直なところLinuxを常用にするつもりはないので、別に日本語のファイルを編集することも少ないんですよねー。
で、一つはLinux絡みのメモを書き溜めるVimWiki。これは便利でした。
他に何か使い道は・・・そういえばまともに使えるTwitterクライアントがなかったな。よし、いっそのことVimで!

インストール

TwitVim - Twitter client for Vim : vim online
Vimballをダウンロードしてvimで開くと「おいあんたそれインストールしたいんだろ!だったらこうしろよ!」とメッセージが出るのでその通りにコマンドを実行するとインストールできます。
細かいインストール手順は:help TwitVim-installで確認できます。
さて、vimrcをいじります。Gentooの場合/etc/vim/vimrc.localでいいのかな。
(追記:Gentooが、というわけではなくユーザー別の設定は~/.vimrcのようです。今回はユーザ別にする必要もなかったのでこのままにしました)

let twitvim_enable_perl = 1

TwitVimは外部スクリプトエンジンを使って通信周りを行うので、どのスクリプト言語を使うのかを設定します。
まあvimのUSEフラグのうちperl,python,rubyのいずれか有効なものを「twitvim_enable_** = 1」として設定すればOK。
vimrcを変更したら改めてvimを起動し、:SetLoginTwitterを実行します。表示されたURLにアクセスし、PINコードを取得、vimに貼り付けたら認証完了です。

主な使いかた

:PosttoTwitter ツイート
:CPosttoTwitter 現在行のテキストをツイート
:FriendsTwitter FriendsTLを表示

TLは独立したバッファに表示されます。TLバッファで使う主なキーはこちら。

Alt-R, r リプライ
R リツイート
 更新
g URLを開く

その他のコマンドやキーは:help TwitVim-manualをどうぞ。

TwitVimとw3m

先のgを押すと設定しておいたブラウザでURLを開くことができます。マニュアルから引用すると、vimrcにこんな感じで。

let twitvim_browser_cmd = 'firefox.exe'

ところで今回の目標はコンソール上でTwitterをやることです。GUIなブラウザは使えません。じゃあこうしよう。

let twitvim_browser_cmd = 'w3m'

ところがこの設定でURLを開くと、w3mが表示されていながら操作できないという謎の状態に陥ります。
それもそのはず、内部でtwitvim_browser_cmdの後ろに"&"を付加して実行しているのです。バックグラウンドで実行するとかないわー(GUIならあり)。
とりあえずここだけ修正。

@@ -1974,5 +1974,7 @@
 
     let startcmd = has("win32") || has("win64") ? "!start " : "! "
-    let endcmd = has("unix") ? "&" : ""
+    "let endcmd = has("unix") ? "&" : ""
+    "-- for non X environment
+    let endcmd = ""
 
     " Escape characters that have special meaning in the :! command.

これで制御はできるようになりました。が、w3m終了後にバッファが再描画されない・・・
この解決策は見つからなかったので&使えないことはないのでここまでにしました。
それにしたってコンソール上でTwitterやってURLも開けるんだから充分よね。うん。